深見俊輔(東北大)

スピントロニクス確率論的コンピューティング

昨年に引き続き、熱ゆらぎで確率的に動作するスピントロニクス素子を用いた確率論的コンピューティングについて講演します。昨年度からの差分として、(i)CMOSが生成する疑似乱数を用いた場合とスピントロニクス素子が生成する物理乱数を用いた場合でのボルツマン機械学習の精度の比較の実験、(ii) 確率動作スピントロニクス素子を用いたベイズ推定(双方向ネットワークではなく順方向ネットワークにおいて、スピントロニクス素子をどのように使うか?)、について報告させていただき皆様と議論できればと考えています。